ONODERAメディカル
東京細胞培養加工センター(CPC)

CPCとは?

CPCは 【Cell Processing Center 】

体組織や血液などの原料から特定の細胞等を抽出する、あるいは特定の細胞を培養して増やすことで治療に必要な細胞を加工している施設です。提携するONODERAメディカル東京細胞培養加工センターは、100%国内資本でジャパンクオリティにこだわり、より質の高い細胞培養を実現いたします。

クラスレベル

1㎥当たりの空気中に0.5µm以上の粒子数示すクリーンレベル ※ISO14644-1基

Class8
準備室
雨上がりの農村

Class7
クリーンルーム
海上

Class5
安全キャビネット
成層圏

安全性の高い細胞加工を実現できる4つの理由

・立地

治療効果を最大限に引き出すためには、細胞の劣化を防ぎより新鮮な状態を保つ必要があります。当院に隣接するCPCで、最短距離・時間を実現し、細胞採取→加工→投与までのロス時間がないことが最大の強みです。

・経験

培養士が細胞培養を行います。

・許可

厚生局の厳格な管理基準をクリアして特定細胞加工物製造許可番号(認可番号:FA3220004)を取得した施設内で培養を行うことで 高品質な細胞のご提供を実現します。

・安全

年間2,000件以上の間葉系幹細胞が製造できる広さ376㎡の大型施設であり、日本薬局方に則り、自社基準のモニタリングシステムを導入し、常に監視することで安全性の確保に努めています。

機器のご紹介

・安全キャビネット

装置の外部からHEPAフィルターを通して空気を取り込むと共に装置内の空気もHEPAフィルターを通して排気する機器です。クリーンルームに安全キャビネットを設置することで、クリーンルーム以上の清浄度を保つことができます。また、装置内の微生物等の空気中への漏洩を防ぐこともできます。ONODERAメディカル東京細胞培養加工センターのクリーンルーム内に設置されている安全キャビネットは、ISOクラス5で管理されています。

※ISOクラス5:0.5µmの粒子数が3,520/m3または100/f3以下。

・CO2インキュベーター/マルチガスインキュベーター

CO2ガスを自動供給することで、一定のCO2濃度を維持すると共に、温度を体温と同じ37℃に保つ装置です。培養中の細胞は多くの時間、CO2インキュベーター内に静置されているため、体内と似た環境を作ることで、細胞にストレスを与えることなく、細胞を増やすことができます。

・遠心分離機

遠心力により軽いものと重たいものを分離することができる装置です。
細胞の洗浄や回収に使用されます。

・位相差顕微鏡

光の位相差をコントラストに変換して観察できる顕微鏡です。
細胞の大きさや形だけではなく、細胞表面の凹凸や大まかな細胞内部の観察ができます。

・低温保管庫(-80℃、4℃)

原料や試薬等を一定温度で保管するための機器です。
製造途中の中間体や最終製品の一部なども保管されます。

安全キャビネット

安全キャビネット

CO2インキュベーター/マルチガスインキュベーター

CO₂インキュベーター
/マルチガスインキュベーター

遠心分離機

遠心分離機

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡

低温保管庫(-80℃、4℃)

低温保管庫(-80℃、4℃)

再生医療クリニック ルネクリニック東京院