軟部組織損傷治療

失われた修復プロセスを再開させる
ルネクリニックの軟部組織損傷治療

こんなお悩みの方に
おすすめする治療です。

  • けがの後、なかなか痛みがとれない
  • 治療終了後に柔軟性が戻らない
  • 肉ばなれを何度も繰り返している
  • 痛みが続き、行動範囲が狭くなってしまう
  • より早期のスポーツ復帰を希望
  • 治療期間をできるだけ短縮したい

ルネクリニック東京院が
解決の糸口をご提案いたします

軟部組織損傷について

軟部組織損傷とは

軟部組織損傷とは

軟部組織は、広い意味では骨と臓器を除いた筋肉や皮膚、脂肪などの組織の総称ですが、ここでは治療対象となる筋肉・腱・靱帯のことを指します。
筋肉・腱・靱帯いずれの組織もそれぞれ固有の強さ(破断強度)があり、その限界を超える力が加わると伸びて緩みが生じたり、断裂(部分または完全)が発生したりします。これが運動器疾患における軟部組織損傷と言われるものです。
軟部組織損傷は概念として「急性期」と「それ以外」(いわゆる障害)で大きく分類されます。
まず、組織が損傷するとその部位で出血し、血小板の力で血液の凝固・止血反応が起こります。同時に血小板は数十種類の成長因子やサイトカインというたんぱく質を放出し、炎症を抑え、損傷した組織の修復を促進します。その後、体内の幹細胞が導引され修復のプロセスが進んで行きます。このプロセスが望ましい環境下で行われない場合、症状を残した状態(慢性期とも障害とも言われます)に移行してゆきます。特に腱・靱帯は血流が乏しいため自己修復が進まず、障害に移行しやすいことはよく知られています。
また、障害には強くないダメージが繰り返し加わることで組織的に変化(変性)が生じ、炎症が慢性化して治り難い状態になったものも含まれます。

症状について

軟部組織損傷の症状

急性期には当然のことながら、痛みと腫れのほかに該当する場所に機能不全がおきますが、適切に治療が行われることで、ある一定の時間を要しますが改善・治癒して行きます。
しかし、慢性化した状態・障害になると修復のプロセスが停止または遷延化し、炎症性サイトカインが放出されるため慢性炎症の状態となり、痛みが慢性化して機能不全が改善できなくなります。
ここで重要なのが、この状態が長く続くと正しい運動コントロールパターンが失われて、運動連鎖が破綻してしまうことです。多くの場合、これを補うために、動作の中での代償運動が刷り込まれてしまい、別の場所で痛みなどの問題が発生しやすくなります。
(治療は痛みに対してだけでなく、この一連の流れを正しく判断し、対応できなければならないと私たちは考えます。)

治療方法

軟部組織損傷の治療

急性期の場合、固定や手術などの治療が行われることが多く、ある一定期間を要して治癒に向かってゆきますが、最も重要なことは可及的早期に診断が行われ治療が開始されることです。早ければ早いほど損傷部位のダメージの広がりは少なく、治療期間も短縮されます。
幹細胞には炎症を抑える能力と治癒機転を加速する能力があるので、幹細胞治療は急性期に対しても痛みの軽減とスポーツ復帰・社会復帰をさらに早める利点があります。
慢性化した状態・障害では、状態によっては手術が必要な場合もありますが、幹細胞治療で得られる恩恵は非常に大きく、投与された幹細胞が組織の血流状態を改善し、炎症を抑え、修復のプロセスを再開し、組織のリモデリングを促進します。この状態の治療に対しては、正しい状況判断と運動連鎖に対する深い知識が要求されますが、適切な治療と運動療法を併せて行うことで、症状改善や機能回復に大きく進むことが可能となります。
当院では十分な経験と資格(日本整形外科学会認定医、日本スポーツ協会認定医、再生医療認定医)を持った医師が対応いたしますので、お困りの患者様は一度ご相談にお越しください。

幹細胞治療の流れ

間葉系幹細胞の効能は、
免疫制御、血管新生、線維化抑制、組織幹細胞の増殖・分化促進などで、
それにより臓器細胞の修復・維持効果を発揮します。

これらの作用は、間葉系幹細胞から分泌されるサイトカインや成長因子などの種々なタンパク質と、
エクソソーム(細胞外小胞)が相手の細胞に取り込まれることで起こります。

step1

初回(血液検査を実施)

カウンセリングと、感染症血液検査(必須項目HBV/HCV/HTLV-1/HIV/梅毒)を行います。

step2

脂肪細胞を採取

お腹の皮下脂肪より患者様ご自身の脂肪細胞を採取します。
腹部のごく小さな切開から脂肪採取を行います。
おへその中のを切開する為、傷が残りにくく、
傷跡も目立ちにくい事が特徴です。

step3

提携CPCにて細胞培養

ルネクリニックに隣接する提携CPC(細胞培養加工センター)にて
厳密な管理のもと、抽出した脂肪細胞より
幹細胞を培養し増殖します。期間は3~4週間です。
(個人差がございます)

step4

幹細胞の投与

培養後、局所投与を行います。
日本再生医療学会の認定医が安全管理の上で施術を行います。

step5

再診(経過観察)

幹細胞投与による経過を丁寧にフォロー。
次回治療についても患者様お一人ひとりのペースに合わせて
ご相談させていただきます。

幹細胞治療の料金

初診(カウンセリング  約1時間)
5,500円
血液検査
22,000円
脂肪採取+細胞培養 
※細胞保管料含む
220,000円
幹細胞局所投与
880,000円
 
合計 1,127,500円
  • ※培養された細胞数により、投与できる回数が異なる場合がございますので
    あらかじめご了承ください。
  • ※脂肪採取時に投与までの治療料金をいただいております。
  • ※当院は自由診療のクリニックです。

海外の患者様へ

外国人患者の方が当院での受診・相談を希望される場合には、
円滑で安全な診療を行うため、
原則として医療コーディネート会社を介して、
手続きを行っていただくことになります。
治療料金はコーディネート会社の規定によりますので、
直接コーディネート会社様へお問い合わせ下さい。

治療について

①治療方法
患者様ご自身の脂肪組織に含まれている幹細胞を取り出し、
培養した上で、幹部に注入する治療です。
②副作用リスク
[脂肪採取]
内出血、腫脹、術後感染、術後痕跡、注射部位の痛みなどを伴う場合がございます。
[幹細胞投与]
注射部位の痛み、アレルギー反応、肺塞栓などを伴う場合がございます。
③連絡先
ルネクリニック
東京都千代田区大手町1-1-3 
大手センタービル14階
TEL:03-6810-2295
④費用
本治療は保険適用のない自由診療となります。
点滴投与1クールあたり税込398万円程度。局所投与1カ所あたり 税込112万円程度。
(診断により変動する可能性があります)
⑤入手経路
治療に使用する幹細胞は提携CPCにて培養加工を施します。
⑥効能に関する国内の承認機器・薬剤の有無
効能に関する国内の承認薬剤はありません。
⑦安全性に関する諸外国の情報
安全性に関する諸外国の報告はありません。
※想定できないリスクがある可能性があります
⑧未承認である旨
この治療で使用される薬剤は
医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認薬です。
⑨未承認薬・機器
未承認薬・機器には、公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・
生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はありません。

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