認知症の症状による興奮状態を落ち着かせる方法とは?
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目次
認知症が進行すると、日常生活が困難になるようなさまざまな症状が現れます。
介護するご家族や周囲の方は、「なんとかこの状態を落ち着かせたい」と藁にも縋る思いで対処法を調べ、悩んでいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、認知症の方を落ち着かせる適切な方法を、具体的に解説します。
認知症の方にしてはならない対応も解説しているので、日々の生活のなかで実践してみてください。
認知症はなぜ引き起こされる?
認知症の方の症状を落ち着かせるためには、まずは認知症の症状について深く知る必要があります。
認知症は、脳内でなんらかの不具合が起こり、脳の神経細胞が変成・死滅して脳の機能が低下した状態を指します。
いわば、脳の障害によって引き起こされている、自分の意志ではコントロールが不可能な状態です。
認知症の方が落ち着かなくなる主な原因
脳がコントロールできない状態になった認知症の方は、本人も不安や戸惑いを感じ、落ち着きを失います。
では、なぜ落ち着かなくなってしまうのでしょうか?
その具体的な原因には、認知症の症状が大きくかかわっています。
認知症の症状は、“中核症状”と“行動・心理症状”の2つに分類されます。
中核症状とは、脳の神経細胞の障害が原因となった“認知機能障害”のことです。
中核症状は、以下の通りです。
認知症の中核症状の具体例
- 記憶障害
- 見当識障害
- 実行機能障害
- 判断力・理解力の低下
- 失語・失認
行動・心理症状とは、周辺症状ともよばれ、中核症状と心理要因・身体要因・環境要因などの相互作用の結果として生じる、さまざまな精神症状や行動障害のことです。
認知症の方が落ち着かないのは、これらが主な原因といわれています。
精神症状と行動障害の具体例は、以下の通りです。
精神症状と行動障害の主な具体例
精神症状 | 抑うつ、不安、幻覚、妄想、無気力 |
行動障害 | 多動、暴言・暴力、徘徊、暴食、不潔行為 |
これらの症状や行動は、さまざまな要素が原因となって現れるため、症状には個人差があります。
中核症状と行動・心理症状
認知症の方が不安を感じるのは、脳の障害による中核症状と行動・心理症状が原因なことがおわかりいただけたかと思います。
ここからは、中核症状と行動・心理症状の代表例を挙げて、認知症の症状をさらに詳しく解説します。
記憶障害
中核症状の代表例である“記憶障害”は、アルツハイマー型認知症の初期段階で、最も多くみられる症状です。
自分の体験したことや、過去の記憶が抜け落ちてしまう障害で、時間とともに症状が進行します。
新しい記憶から失っていく傾向にあるため、子どもの頃などの古い記憶のほうが残ることがあります。
見当識障害
今がいつ(季節、年月日、時間)で、ここがどこ(場所、何をしているのか)であるのかの把握が困難になるのが、“見当識障害”です。
見当識障害は、進行すると、自分と他人の関係性の把握も難しくなるため、家族でさえも認識ができなくなる状態に陥ります。
時間を認識する能力が低下すると現れるのは、「約束の時間が守れない」「予定通りに行動できない」といった症状です。
季節もわからなくなってしまうので、「真夏にセーターを着る」など、季節に合わない行動をとることもあります。
また、場所がわからなくなると、「道に迷う」「家のトイレの場所がわからない」といった症状が現れるので、行動・心理症状のひとつである“徘徊”の直接的な原因にもなります。
抑うつ
物忘れや失敗が増えると、気分が落ち込む“抑うつ(うつ状態)”に陥ることがあります。
意欲の低下や不眠、食欲減退などがみられ、一般的なうつ状態と混同されがちですが、これは認知症の行動・心理症状としてのうつ状態です。
一般的なうつ病では、悲観的で自責の念が強い傾向がみられるのに対し、認知症によるうつ状態はこれらの兆候がみられず、物事に無関心になることが多いといわれています。
抑うつは、さまざまな認知症で、比較的よく現れる症状ですが、特にレビー小体型認知症で多くみられます。
妄想
認知症の行動・心理症状のひとつである“妄想”は、認知症患者のおよそ15%にみられる症状であり、その多くは、自分が被害を受けたと思い込む“被害妄想”です。
原因は、認知機能の低下だけでなく、症状に対する苦しみや疎外感、負い目もあり、これらが複雑に絡み合うことで被害妄想が現れるとされています。
たとえば、家族団らんの場で、本人がわからない話で家族が盛り上がっていると、疎外感を感じ、「自分のことなんて見向きもしてくれない……」と悲観的な妄想が膨らみます。
膨らんだ妄想はどんどん大きくなり、頭の中に定着することで、日常的に不安を感じるようになってしまうのです。
認知症の方を落ち着かせる方法
ここからは、不安によってパニック状態に陥った認知症の方を落ち着かせる、基本的な方法をご紹介します。
①話を聞いて相手の気持ちを受け入れる
不安によって落ち着かない状態になっている認知症の方に対しては、すべてを頭ごなしに否定せずに、気持ちに寄り添って共感してあげることが有効です。
落ち着かなくなる原因は、認知症の方が何らかの不安を抱えていることがほとんどです。
そのため、事実や気持ちを受け入れて、共感するように意識してください。
「少しでも理解したい」という気持ちは、相手にもきっと伝わるはずです。
焦らずに、じっくりと向き合ってあげましょう。
②表情・アイコンタクトに気をつけて優しく声をかける
目線を合わせて、優しく声をかけてあげれば、認知症の方は徐々に落ち着きを取り戻すことがあります。
「大丈夫だった?」「つらかったよね」といったように、柔らかい口調で寄り添いましょう。
乱暴な言葉や大きな声は、認知症の方の不安をかえって助長してしまいます。
否定的な言葉にも、敏感に反応してしまうため、第一に共感することを心がけて、笑顔で優しく接してください。
③スキンシップで伝える
認知症の方とは、会話が成り立たないことも多々ありますが、その場合は「手を握る」といったスキンシップを行うとよいでしょう。
会話が成立しなくてもスキンシップをはかり、笑顔で接するよう心がければ、気持ちが落ち着くことが期待できます。
④相手のペースに合わせる
認知症の方のペースに合わせて一緒に行動してあげるだけで、本人の気持ちが落ち着く場合もあります。
落ち着かないからといって、無理に急かしたり否定したりすることは厳禁です。
たとえ言動が間違っていたとしても、辛抱強く相手のペースに合わせてあげて、「一緒にやろう」といった声をかけるのが大切です。
症状別の認知症の対処法
ここまでで、認知症の方に対する基本的な対処法は、理解していただけたかと思います。
次項からは、症状別の対処法を具体的に解説します。
物盗られ妄想・被害妄想の場合
認知症の方によくみられるのが、“物盗られ妄想”や“被害妄想”です。
記憶障害によって、どこに物を置いたかわからなくなると、それを「認めたくない」という気持ちや不安感が先行して、周囲の人を疑うことがあります。
このような症状に有効なのは、否定も肯定もせずに話を聞くことです。
否定すると、相手はかえって反発し、さらに妄想を広げてしまいかねません。
まずは、「困ったね」と同調し、そのあとに「一緒に探そう」と声をかけたうえで、一緒に物を探します。
この行動は、認知症の方に大きな安心感を与えるとともに、信頼関係を生む効果もあります。
探し物を見つけた場合は、近くに置いて本人に見つけさせ、喜びを共有するのが効果的です。
同じ話を繰り返す場合
話した事実そのものを忘れていることが多い認知症の方は、同じ話を何度も繰り返す傾向にあります。
このようなときは、一度聞いた話でもうなずいたり、相槌を打ったりして、「話を聞いているよ」という姿勢を見せることが大切です。
また、認知症の方は独り言も繰り返してしまいますが、静かにさせようと注意してはなりません。
怒られたことに対して不安感が募り、独り言が増加する可能性があるからです。
指摘せずに優しく見守り、落ち着くのを待つのが得策です。
幻覚・幻聴の場合
存在しないものが見える、聞こえる、感じるといった症状が、“幻覚・幻聴”です。
3大認知症の1つ、レビー小体型認知症で特にみられる症状です。
誰もいない空間に向かって話しかけたり、動物や虫がいるとパニックを起こしたり、といったことが起こりえます。
このような場合には、まずは本人の訴えを肯定して危険ではないことを伝えます。
パニックを起こしている場合は、見せかけでもよいので、対処した旨を話すと効果的です。
「追い払ったから大丈夫」「スプレーをまいたから大丈夫」などと言えば、安心し、落ち着きを取り戻すことがあります。
また、幻覚は、暗いところで見える場合が多いので、部屋自体を明るくするのも有効です。
上記の対処法で落ち着かないときは、散歩に連れ出すなどして気分転換をはかるのもよいでしょう。
暴言や暴力の場合
脳の機能低下により思ったことをうまく伝えられなくなると、イライラが溜まり、自制心が効かなくなって、言動が暴力的になるケースがあります。
対処法としては、第一に“距離を置く”ことです。
相手の感情が高ぶっているときは、力づくで抑えたとしても、状況が悪化することが考えられます。
距離を置いて、気分を落ち着かせるのが有効です。
また、日々の生活のなかで感じる小さなストレスが、怒りの感情につながらないように、具体的な解決策も工夫しましょう。
たとえば、トイレの場所がわからなくなることが原因ならば“トイレに張り紙を貼る”、ボタンの着脱にてこずるのが原因ならば、“マジックテープの衣類にする”などです。
怒りの気持ちは、時間が経てば落ち着いてくることがほとんどです。
お互いに冷静さを取り戻してから、対処するよう心がけましょう。
徘徊の場合
認知症が進行すると、1人で“徘徊”し、行方不明になってしまうことがあります。
心配する気持ちから、ご家族が徘徊を止めたくなる気持ちは十分理解できますが、本人にとっては目的があって外出するので、無理に制止しても逆効果な場合があります。
むやみに止めるのではなく、まずは行き先を優しく聞きましょう。
本人の目的や気持ちを納得したうえで、「今日は雨が降るみたいだから、後日にしよう」と気をそらすような声掛けを意識すると、落ち着くことがあります。
それでも、家族が知らないうちに出かけてしまうときは、本人の安全を守れるように対策します。
具体的には、「服や靴、持ち物に連絡先を書く」「GPSを利用する」といったことです。
そのうえで、近所の方やよく利用するお店に事情を話しておくと、見かけたときに家族に連絡してもらえるかもしれません。
このような徘徊は、本人にとって家が安心できる場所になることで、症状が和らぐ場合があります。
普段から、本人の不安や焦燥感が軽くなるように、穏やかに対応することが大切です。
収集癖の場合
認知症の進行に伴って、他人からみたらゴミだと思うようなものまで集めてしまうのが、脅迫行為の一種“収集癖”です。
特に、認知症の方がよく収集するのが、使用済みの割りばしやティッシュです。
認知症による記憶障害になると、前後の記憶が曖昧になるため、自分が何を集めてそれをどのようにしたのかは覚えていません。
明らかに不要なものに見えても、本人にとっては、意味のあるものが集められています。
したがって、どうしても捨てたい場合は、本人不在時に、“慎重に少しずつ”処分するのが有効です。
「汚いからやめて」という否定的な言葉は、相手に過度なストレスを与えることがあるので控えましょう。
認知症の方と接するときにしてはならないこと
認知症の方と接するときは、してはならない行動があります。
以下のポイントを押さえて、普段の生活のなかで気をつけていきましょう。
➀自尊心を傷つけるような言動をとる
認知症の症状によってできなくなったことをできるまでさせようとしたり、忘れてしまったことを無理に思い出させようとしたりすることは、相手の自尊心を傷つけます。
できなくなったことや忘れてしまったことは、認知症という脳の障害が原因であり、周囲の方は受け入れるしかないのです。
「なんでできないの?」「もういいよ!」といった本人の自尊心を傷つける言動は、信頼関係にも影響します。
認知症の方が心を閉ざして、さらに症状が悪化する可能性もあるので、普段から接し方には注意しましょう。
②急かす
認知症になると、普段の生活を送るうえで、できないことが増えていきます。
その際に、「なんでできないの?」「早くして!」といった相手を急かすワードを言ってはなりません。
本人の不安が助長されてしまい、パニックにつながることがあるからです。
ゆっくり時間をかければできることも多いので、ぐっと気持ちをこらえて見守ってあげましょう。
③怒りの理由を追求する
認知症の方は、自分の怒りさえも認知できないため、「なぜ怒っているのか」を聞かれても答えられません。
理由を聞く代わりに、普段から“オウム返し”することを意識しましょう。
たとえば、「だまされた!」と怒っていたら、「だまされたの?」というふうに、そのまま返すのです。
このやり取りが普段からできれば、たとえ怒っていたとしても、次第に落ち着くことがほとんどです。
④後ろから声をかける
認知症の方は、突然、後ろから声をかけられると、驚き、パニックになってしまう可能性があります。
認知症の方の視野は、普通の方よりも狭くなる傾向があり、後ろから声をかけても気づかれないケースがあります。
必ず、認知症の方の視界に入るところから、声をかけてあげましょう。
⑤家に閉じ込める
心配するあまり、認知症の方を家に閉じ込めて行動を過度に制限することは、してはなりません。
外部とのコミュニケーションが減ると、本人はふさぎ込んでしまい、認知症の悪化を招くことがあります。
対人交流は、脳の認知機能を刺激するといわれているので、外部とコミュニケーションをとる機会をできる範囲で作ってあげましょう。
認知症の進行をゆるやかにする方法
認知症の進行をゆるやかにする方法にはいくつかありますが、ここでは心身ともにリフレッシュできて、比較的手軽に取り入れられる3つの習慣を紹介します。
まず、適度な“運動習慣”は、身体の強化やリフレッシュ効果だけでなく、認知機能の向上にも効果があることが立証されています。
また、言葉の理解や判断力を必要とする、“他者とのコミュニケーション”もぜひ取り入れたいところです。
コミュニケーションが外部からの“刺激”となり、脳を活性化させます。
さらに、ビタミンDを体内で合成できる“日光浴”も、認知症のリハビリに効果的です。
ビタミンDが不足すると、脳内で伝達される情報量が減って、記憶力の低下や認知機能の低下を招くとされているので、運動とともに外に出て、積極的に日光を浴びましょう。
落ち着いた日常生活を送るために家族が意識したいこと
認知症の方とご家族、お互いが落ち着いた生活を送るためには、とにかく認知症の方を“見守る”ことが大切です。
具体的には、認知症の方の主体性を尊重し、危険が及ばない範囲で、着替えや家事、趣味など、本人ができることをやってもらいます。
認知症の方は、自分のペースを乱されると特に興奮してしまいがちなので、本人の自主性に任せてゆっくりと見守りましょう。
すべてを否定、制止するのではなく、おおらかな心で受け止めるのは、家族の心の健康にもつながります。
介護者の負担を軽減するには?
介護者であるご家族の心と体の負担を軽減するためには、家族だけで抱え込むのではなく、ときに外部の機関に頼ることも大切です。
認知症の方の介護は、並大抵のことではありません。
ときに「限界かもしれない……」と心が疲弊することもあるでしょう。
このような状態になってしまう前に、認知症の方のご家族が相談できる、外部機関をご紹介します。
介護に関する相談先に相談する
各自治体や地域は、認知症全般に関する相談先を設けています。
具体的な相談先は、以下の通りです。
認知症に関する相談先
- 認知症専門外来
- 地域包括支援センター
- 認知症に関する電話相談(公益社団法人 認知症の人と家族の会)
- 認知症カフェ
地域包括支援センターとは、地域の高齢者や認知症の方だけでなく、その家族が抱えるあらゆる相談に対して、必要な援助を行うための専門施設です。
市区町村が設置主体となって、保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員等を配置しており、その設置数は全国5,000か所を超えます。
認知症に関する電話相談では、フリーダイヤルでお困りごとを相談できます。
認知症そのものに関することや、介護の仕方など、どんな小さな悩みでも研修を受けた介護経験者の方に相談可能です。
外部の機関に相談することによって、介護者の心の負担が軽減されるだけでなく、第三者の視点から見た新たなアドバイスももらえるかもしれません。
認知症デイサービス(認知症対応型通所介護)の利用を検討する
認知症デイサービスでは、認知症の方限定で、送迎から血圧測定などの健康チェック、食事や入浴の介助と、幅広いサポートを受けることができます。
日頃から介護に携わっていると、自分だけの時間を確保することが難しくなり、肉体的にも精神的にもつらくなってしまいます。
ご家族がご自分の時間を確保できれば、精神的余裕が生まれるだけでなく、認知症の方にとってもリフレッシュになることが多いので、ぜひ利用をご検討ください。
ただし、認知症デイサービスは、「地域密着型サービス」に該当するため、原則、住民票がある地域でしかサービスを受けられない点は留意しておきましょう。
認知症の方を落ち着かせるには、見守ることを第一に、相手の気持ちを受け入れること
本記事では、認知症の方を落ち着かせる具体的な方法と、周囲の方が認知症の方にしてはならないことを解説しました。
認知症の方を落ち着かせるためには、第一に相手を見守り、否定せずに受け入れることです。
言動に共感してあげることで、相手は徐々に落ち着きを取り戻します。
しかし、認知症の介護は、容易なことではありません。
家族だけで解決しようとするのではなく、ときには外部の専門的な機関や地域サービスに相談することも大切です。
ルネクリニックでは、再生医療を通して、認知症の治療を専門的に行っています。
再生医療を長年研究してきた院長が、ご本人だけでなくご家族にも寄り添った治療を提案しますので、ぜひご相談ください。
① 治療方法
治療薬を鼻腔内に1滴ずつ垂らし、迅速に脳内に薬を届ける治療法です。 痛みはなく、仰向けの状態で30分程度の治療時間を要します。
② 副作用リスク ・アレルギー反応などを伴う場合がございます。 ・妊娠中や妊娠の可能性がある場合は安全のため施術を受けることができません。 ・本療法は医療水準として未確立なものであり、効果の点で不確実性を伴います。
③ 連絡先 ルネクリニック 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル14階 TEL:03-6810-2295
④ 費用 本治療は保険適用のない自由診療となります。 297,000円(税込)※診断により変動する可能性があります。
⑤ 入手経路 治療薬には、ドナースクリーニングを2回相当実施した日本人の乳歯歯髄・臍帯由来の幹細胞を、特定細胞加工物製造許可施設にて培養・製造したものを用いています。
⑥ 効能に関する国内の承認機器・薬剤の有無 効能に関する国内の承認薬剤はありません。
⑦ 安全性に関する諸外国の情報 安全性に関する諸外国の報告はありません。※想定できないリスクがある可能性があります。
⑧ 未承認である旨 この治療で使用される薬剤は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認薬です。
⑨ 未承認薬・機器 未承認薬・機器には、公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はありません。 |